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応急処置
万が一、骨折してしまった場合は、痛みがある部分をむやみに動かさないようにしましょう。骨折による二次的な損傷を防ぎ、苦痛を和らげるためにも、身近なものを使って応急処置を取ることが大切です。
折れた骨を支える「添え木」を入手できないときは、雑誌、新聞紙、段ボール、折り畳み傘等、身の回りにあるものを使うことで、骨折箇所の固定に役立てることができます。折れた骨の両側の関節と添え木を布等で結び、骨折箇所を固定しましょう。
また、骨折した腕を吊るすときは、スカーフや風呂敷、大判のハンカチ、また大きめのレジ袋を三角巾の代わりとして使えます。腕を添え木で固定した後に、首から三角巾等をつるして、腕を支えます。レジ袋を使う場合は、袋の両サイドを切り裂き、横から腕を入れて、持ち手のところを重ねて首からつるすようにしましょう。